テント泊装備の軽量化(UL入門 クッカー)

こんにちはヨツヤヤマノボリです。

テント泊装備の紹介とギアの軽量化についてご紹介したいと思います!
今回は「クッカー編」です!

後半ではおすすめのクッカーを厳選してお伝えしますので是非最後までご覧ください!

まずクッカーの種類をご紹介!

クッカーの種類わけとして素材の違いがあります。

①チタンクッカー
・軽量性◎
・熱伝導率が低い×
・保温性⚪︎
・耐久性◎
・値段×
熱伝導率が低いので熱ムラができて焦げやすいですが、お湯を沸かしても冷めにくいのが特徴です。
強度が高いので軽量に仕上げることができます!
チタンといえばエバニュー製品で、使いやすい750のセットと、チタンマグポット500などがあります!

②アルミクッカー
・軽量性⚪︎
・熱伝導率が高い◎
・保温性×
・耐久性×
・値段◎
熱伝導率が高く炒め物との相性が良いです。程よく軽量で値段もチタンよりはお手頃です!
バーナーで有名なSOTOや定番のスノーピークのクッカーが軽量で品質も良く人気です!


登山では基本的には軽量な2種のクッカーから選ぶことになると思います!

 スノーピークアルミクッカー テント泊を始めた頃の唐松岳

選ぶ基準はどうするか?

こんな基準で選ばれると良いのかなと思います!

①どんな調理をするか
湯沸かしだけなら、チタン一択。(アルファ米やカップ麺など)
火にかけながら炒め物などをやるなら、アルミクッカーの方が扱いやすいと思います!

②軽さと値段
チタンは軽いのですが値段がします。。
数十gにどこまで許容できるかも重要な判断ポイントになりそうです。

登山始めたばかりだし、まずは手頃なアルミでという買い方でも良いと思いますが、
多少高くても軽さを求めているならばチタン製品をおすすめします!
私たちはアルミから買い変えて今はチタン派です!

容量もたくさんあって軽量なチタンクッカー @OMM LITE白馬

それぞれのスペックをチェック!容量やサイズなどをみていきます!

それぞれのスペックを比較していきます!

①エバニュー Ti U.L. Solo set 750 ECA540
750mlサイズのポットと「Ti 400FD Cup」がセットになっていて、110サイズのガスカートリッジと小型ガスストーブが収納可能。マグカップとして「Ti 400FD Cup」がセットされたお得な1人用セット。
軽量化と使いやすさを追求した究極のクッカーセットになっています。

  • サイズ : ナベ/径94x深さ118mm カップ/径95x深さ58mm 
  • 容量 : ナベ/750ml カップ/400ml 
  • 質量 : ナベ/99g カップ/50g

②エバニュー チタンマグポット500
軽くてコンパクトで約3人分のコーヒーなど、まとめてお湯を沸かすことが出来ます。
注ぎ口が付いて湯切りも良くて、液だれもしにくいのが特徴です。

  • サイズ : 径97x深さ87mm 
  • 容量 : 550ml 
  • 質量 : 75g 

③SOTO アルミクッカーセットM SOD-510
SOTOのアミカスストーブが入る、シンプルで使い勝手の良いアルミクッカーセットです。

  • サイズ :クッカー小/直径12×深さ6cm クッカー大/直径13×深さ10cm
  • 容量 : 小/500ml、大/1000ml
  • 質量 : 小/78g  大/120g

④スノーピークトレック900
高い品質で抜群の安心感のある定番のクッカーセットです。

  • アルミクッカーとフライパンのセット
  • サイズ : ポット/φ120×107mm、フタ/φ127×39mm
  • 容量 : ポット/900ml、フタ/250ml
  • 質量 : 265g 

こう比較するとよくわかりますが、
チタンはやはり軽量です!また、湯沸かしに特化した軽量なクッカーも選ぶことができます!
アルミは調理を前提としているので、フライパンやコッヘルなどクッカーがセットになっているパターンが多いです。

軽量化の観点からおすすめはこちら!(ソロ〜2人用)

軽量化の観点としては、やはりおすすめは「チタンクッカー」です!
私たちは、より楽に、より遠くへ行ける「UL(ウルトラライト)」で登山を楽しんでいるので、
調理は最低限で、「湯沸かし」を基本としています。

ソロか夫婦2人で山に行くのですが、コーヒーは250ml程度、アルファ米は200ml程度沸かせれば十分なのですよね!
500mlクッカーであれば必要十分
という選択になります!


おすすめをご紹介します!

①エバニューチタンマグポット500
ソロ〜2人までに必要なお湯の量を沸かせます。蓋付きで便利です!

②エバニューMP 500フラット
チタンマグポットの進化版!底がフラットになり、様々な五徳でも安定し、燃焼効率もUPしてるようです。
取手に難燃チューブが付いたのも便利で、数g重くなりますがおすすめです!

MP500フラットはお湯が蓋のしまり具合、注ぎ口の精巧な作りでコーヒードリップしやすい

③エバニュー400FD
上の2つよりも容量が少なくなり軽量なクッカーです。湯沸かしもできて、コップにもなって、鍋にもなる絶妙なサイズがお気に入りで私たちが一番使ってきたクッカーです!蓋がないので、アルミホイルで代用したりしてます。
その不自由さが良かったりします。

400FDとセットで使いたい、わずか13gのマルチディッシュです。
鍋の蓋にもなり、お皿にもなり、ミニフライパンにもなる便利ギアです。
ウインナーを焼いたり、チーズを置いてワインを楽しんだり、食事の幅が広がります!

ソーセージぐらいなら焼けます @涸沢

エバニューのまわし者ではありませんが、、、日本製で精巧な作りが気に入っています。

チタンの軽さで、もっと幅広く調理したいという方へ!

上記はソロで湯沸かしメインになるので、もう少し調理したいという方向けに、他にもラインナップがあります!

①エバニュー570FD
570mlで55gと軽量です。400FDともスタッキングできるクッカーで相性が良いです。
お気に入りのトレイルフード「スモールツイスト」を食べるときに重宝してます。

②エバニュー Ti U.L. Pot 900
900mlの容量で袋ラーメンも余裕で調理できる容量です。
雪山テント泊など寒い時期では鍋をよく食べるのですが、2人分ギリギリカバーできます!

③エバニューTi Pasta pot 750 ECA547
パスタの湯切りができるユニークなポットです!750の容量はパスタだけではなく幅広い料理使えそうです。

④エバニュー チタンフライパン18
軽量なフライパンもあります。火の扱い難しい部分もありますが、慣れれば軽量で取り回ししやすい商品だと思います。
(サイズがいくつかあるのでご注意ください)

浅型か?深型か?

500ml以上になると、容量を縦にとるか、横にとるか違いが出ます。
それぞれのメリットはこんな感じです!

浅型(横広)・・・料理の見栄えが良くなります(上で紹介した Ti U.L. Pot 900)
深型(縦長)・・・スタッキングがコンパクトにできます(冒頭で紹介した Ti U.L. Solo set 750 ECA540)

どちらもお好みで良いと思います!個人的には料理は見た目や香りも楽しみたいので、浅型が好みです。

私たちはこんな感じで使用してます!

登山で山頂まで登って調理する!もしくはテント泊で縦走しながら調理する!という場合には
軽量なチタンクッカーを使用します!



ゆったりベースキャンプをしてじっくり火にかけて調理する!そんな場合は
アルミクッカーを使用します!

1925年スウェーデン発の老舗「トランギア」の「メスティン」はアウトドア好きの型は一つは持っていたい名品です!
頑丈な作りでガンガン火にかけれるのと、四角い箱が料理の見栄えをよいです。

スノーピークのアルミクッカーセットは定番で、ミニマルなキャンプや登山など様々シーンで活躍します。
家でもたまに使っていますが、洗い物がコンパクトに済むので便利です。

最後に

軽量化の観点からは「チタン」クッカーをおすすめします!
今アルミクッカーを使用している方は、検討してみてください。
エバニュー製品の、蓋の締まり具合や、注ぎ口など、細部に光る精巧なチタン加工技術に一度触れてみてはいかがでしょうか。

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