軽量な固形燃料クッカーシステム
山での料理・湯沸かしについて
山での湯沸かしは大きく3つありますが、
①ガス
②アルコール
③固形燃料
メリット・デメリットはありますが、私たちは、ガスと固形燃料を主に使用しています!
特に固形燃料は、最も軽量に湯沸かしができると思います!(宿泊数や使用環境にもよります)
私たちが使用している固形燃料クッカーシステムをご紹介します。
固形燃料について
私たちが使用しているのはこちらです!
たったこれだけでお湯が沸きます!
使用しているのは、「エスビットチタニウムストーブ」と「エスビット固形燃料」です。
エスビットチタニウムストーブはわずか14gのチタンの五徳です!
シンプルな作りで、美しい機能美。
これだけで湯沸かしができるなんてすごい。
全体としてはこちら!
左から
・EVERNEW400FD(ソロ〜2人分の湯沸かしにぴったりです)
・ダスター(固形燃料で汚れがつくので、拭き取り用)
・アルミホイルの蓋(400FD用の蓋です、軽量なのでアルミホイルで自作しています!)
・アルミホイルの固形燃料用シート(固形燃料を置くシート、クッカー内に収納するので汚れないように)
・エスビットチタニウムストーブ(チタン五徳)
・トークスチタンウィンドスクリーン(風防、15g軽量風防で、こちらは少しカットして使用してます!)
・ライター、マッチ
・エスビット固形燃料ミリタリー(ミリタリーの方は火力が強いです)
細々したものはIKEAのジップロックに入れて、400FDの中にスタッキングしています。
使用している様子をお届けします!@北アルプス
テントの前室でいざスタート!
固形燃料を五徳にセットし、400FDに水をスタンバイ。
ストーブの上に固形燃料を置いてライターで着火します。
火がついたらウィンドスクリーンで囲います。さらに火力UP!
TOAKSのウィンドスクリーンはクッカーに合うようにハサミで切っています。
持ち手の部分も切り取って使いやすくアレンジしています。
400FDをセットしたら、アルミホイル蓋を乗せます。これだけでかなり沸騰が早くなります。
沸騰を待っている間に、BIGSKYコジーにアルファ米をセット。
これだけでご飯が暖かい状態で食べれます。
北アルプスで使用しても結構すぐに沸騰します!
デメリット
軽い分デメリットもあります。
①汚れがつく
クッカーに煤汚れがつくのが手間です!
小さいダスターを水に濡らしてさっと拭き取っています。
②匂いがする
エスビットの固形燃料は若干匂いがします。魚っぽい独特のニオイ。
だあらこそよく燃えるのでしょうか。
いずれも気にしなければ良いだけの問題で、
軽量さとトレードオフかなと感じています。
エスビットミリタリー1個で、2人分の食事の湯沸かしは余裕でできるので、燃料計算はしやすいです!!
紹介している製品はこちら
山のクッカーシステムを考えている方のご参考になれば嬉しいです!
Youtube
縦走時のクッカーや燃料などを動画にまとめました。
撮影は、昨年9月末、黒部五郎岳〜高天原付近の縦走で三俣山荘で撮ったものです。
燃料はエスビットの固形燃料を使用しました。
軽量化と、燃料の計算もできて、
基本的にお湯を沸かすだけなので事足ります!
エスビットを使う上で工夫している点は、アルミホイルを敷く事と、魚のにおい対策です😂笑
エスビットのにおい問題、どなたか共感してくれると嬉しいのですが。。笑
今回はライターがつかない事件も発生しましたが、ぜひ参考になれば幸いです!
固形燃料はその軽さが魅力なので良いなあと思ってはいながらいつもガスストーブをザックに入れちゃいます。ソロではプリムスの115フェムストーブ、冬期やペアの場合はSOTO のウィンドウマスターを愛用中です。
この小さいクッカーと燃料で何泊も山に入ってたんだな〜と思うとロマンがあります笑
プリムスのフェムトストーブは私達も愛用しています✨なんだかんだ10年前ぐらいに、一番最初に購入したギアかもしれません。
SOTOのウィンドマスターは若干重量ありますが、安心の品質でやはり名品ですよね🙌ソロとペアでの使い分け大変参考になります😊!!